5分でわかる離婚用語離婚や慰謝料に関する知識。

いざ離婚と思っても難しい用語が多くてよくわからない。そんな人のために、これだけは知っておきたい離婚用語を厳選しました。離婚相談する際にも、ご利用ください。

離婚の形式

用語 意味
協議離婚 夫婦間の話し合いで決まる離婚。役場に離婚届を出すだけで、もっとも手続きが簡単。
調停離婚 夫婦だけでの話し合いがまとまらなければ、調停委員をまじえた話し合いが家庭裁判所でおこなわれる。ここで夫婦の意見がまとまれば調停離婚。
審判離婚 調停がうまくいかなくても家庭裁判所が離婚すべきだと判断する場合がある。これに異議がなければ審判離婚になる。しかし審判がくだされる数はとても少ない。
裁判離婚 協議も調停もうまくいかない時は、地方裁判所で離婚裁判を起こすことができる。ここで離婚を認める判決が出れば裁判離婚になる。

ヒト(人)

用語 意味
探偵 浮気の証拠を撮影したり、浮気相手の情報を集めてくれる、証拠集めの専門家。
弁護士 離婚に関する相談を受けてくれたり面倒な手続きを代行してくれたりする法律知識の専門家。
調停委員 夫婦関係についての知識が深い学識経験者や弁護士。離婚調停の時にお世話になる。

モノ(物)

用語 意味
離婚届 協議離婚の時に役場へ提出する書類。これが受理されれば離婚成立。協議以外(調停や裁判)で離婚が決まった場合には、それらの証明も添えて提出する。
公正証書 どんな内容の文書でも、公正証書にしておけば裁判の判決と同じ効力を持つようになる。各地の公証役場にいけば作成してくれる。

カネ(金)

用語 意味
慰謝料 夫や妻の浮気などで精神的な苦痛を受けた時の損害賠償。
財産分与 夫婦がそれまでの生活で一緒に得てきた財産を、離婚の時に分け合うこと。
養育費 離婚した時に未成年の子供がいる場合、その子供がひとり立ちするまでに必要な生活費や教育費。

その他

用語 意味
親権 子供の世話をしたり財産を管理したりする権利。普通は両親のどちらかが取得するが、親権がなくても親としての権利・義務を失うわけではない。
家庭裁判所 離婚の調停や審判をおこなう場所。離婚するための場所というよりも、むしろ夫婦の関係をスムーズにする手伝いをしてくれるところ。
地方裁判所 離婚の争いが最後までもつれた時に提訴する場所。判決を出すだけでなく、和解を勧めてくれることもある。

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