結婚した夫婦はこれから一生を共に過ごすことができると、これからの結婚生活に希望を持っていると思います。
しかし、夫婦生活が必ずしも上手くいくとは限りません。
夫婦が何らかの理由で離婚することがあります。この離婚する理由は夫婦によって異なりますが、実は離婚しやすい夫婦には共通する特徴があるということをご存知でしょうか。
どんな夫婦が離婚しやすいのか?その夫婦の共通する特徴についてご紹介したいと思います。
離婚しやすい夫婦の7個の特徴
1.共有する時間が少ない
男女が結婚して夫婦となれば、生活を共にするだけで、一緒に過ごす時間はおのずと増えると思っていませんか?
確かに夫婦になれば、恋人だった時よりも多くの時間を共有することになるはずです。
夫婦が一緒に過ごすことで相手のことをもっとよく知り、二人で問題に立ち向かうことができて、夫婦の仲は自然と良くなっていくはず。結婚当初はそう考えていると思います。
しかし、夫婦であるのに共有する時間が少ないとどうでしょうか?
最近の夫婦は共働きの夫婦も多く、夫婦が共有する時間が少ない家庭も多くなっています。
朝は朝食を食べているとき、夜は夕食時だけしか夫婦で一緒に居ることが出来ない。それどころか夫婦が同じ時間を過ごすための努力を怠っている。
こうした共有する時間が少ない夫婦が離婚しやすい夫婦の特徴です。
2.夫婦に思いやりが足りない
思いやりが足りない夫婦は、離婚しやすい夫婦と言えます。
思いやりと言われると、漠然とした物で、どんな行為が思いやりになるのか、その判断は人によって異なります。
思いやりを簡単に定義するとしたら、人が純粋に自分以外の誰かの手助けをする行為、その行為に対して見返りを求めないことが、思いやりだといえるでしょう。
夫婦のどちらかが一方的に思いやりを行動にしていると、その思いやりに甘えてしまう夫婦もいます。
また、見返りを求めないとは言いますが、人の感情はそんなに簡単な物ではなく、自分の思いやりに対して見返りが足りないと思えば不満も溜まります。
その不満を解消できないまま溜めつづけると、離婚という結果に繋がります。
3.上下関係がある夫婦
上下関係が存在する夫婦も離婚しやすい夫婦の特徴といえます。
例えば、ある家庭では、夫が夫婦の収入源の全てを賄っており、生活費などの家庭に入れるお金も全て夫が管理している家庭では、夫が妻の上の立場となるケースがあります。
このような家庭のなかには、夫が妻を自分の下に置くために、お金の管理を妻に任せない、妻に収入を得る手段を許さないということもあります。
人は自分よりも下の存在を置きたがります。これは夫婦にも言えることで、上下関係のある夫婦は、下に見られた側の不満が溜まり結婚生活が上手くいかなくなり破局することがあります。
4.お金の使い方が違う
夫婦でお金の使い方や価値観に違いがあるのも離婚しやすい夫婦の特徴です。
夫婦がお互いに収入を持っており、その収入の範囲で好きに使えるお金があれば問題となるケースは少ないですが、一方の収入が多かったり、一方の収入で生活をしている夫婦では、度々お金の問題が生じるケースがあります。
また、夫婦お互いが収入源を持っていたとしても、自分のためだけに使うお金が多かった場合、お金の使い込みが発覚したとしたら、夫婦仲が険悪になることもあります。
子供が居る家庭では、子供の学費や養育費といった部分の心配も必要になります。しかし、夫婦の一方に浪費癖があり、子供の学費や養育費まで使うようであれば、離婚を考えるのも仕方がありません。
5.理想の結婚生活に違いがある
夫婦が理想とする結婚生活に大きな違いがあるのも離婚しやすい夫婦の特徴といえます。
結婚生活に対して人はそれぞれの理想を持っています。
例えば、偶に夫婦だけで外食したり、夫が家事や育児に協力的で、妻は夫の仕事に対して理解をして協力的、子供は将来的に2人は欲しいなど、理想の結婚生活、夫婦像というのは人それぞれです。
この理想とする結婚生活と夫婦像が、現実の結婚生活や夫婦関係と大きく違っていた場合、また理想に対して意欲的に改善しようとしない夫婦は離婚しやすいと言えるでしょう。
6.夫婦に隠している秘密がある
夫婦に対して隠し事、秘密にしていることがあるという夫婦は離婚しやすい夫婦といえます。
秘密を持ったまま夫婦生活を続けていると、その秘密を守るために嘘を続ける必要があったりと、嘘が積み重なり不信感を相手に持たれることもあります。
夫婦のよくある秘密として、結婚前に多額の借金がある、夫婦に秘密で不倫をしているなどがあります。
これらの秘密は発覚すると離婚の原因にもなる致命的なものです。
7.結婚前の交際期間が短い
夫婦が結婚する前の交際期間が短いというのも離婚しやすい夫婦の特徴です。
スピード離婚をする夫婦の共通する特徴として、交際期間の短さがあります。
厚生労働省の調査によると、1年未満で離婚する夫婦は約2万組で、全体の離婚する夫婦の約6%となっています。
結婚する前の交際期間が短いことで、夫婦の事をよく吟味する時間が少なかったり、その場の感情やノリに任せて結婚した夫婦は離婚しやすい夫婦です。
離婚しない夫婦の特徴は?
離婚しやすい夫婦の特徴を7個紹介しましたが、離婚しない夫婦はどんな特徴があるのか気になったと思います。
絶対に離婚しない夫婦は存在しません。これまで円満な夫婦でも何かのキッカケで離婚してしまうことがあるのです。
しかし、離婚しにくい夫婦というのはあります。
離婚しにくい夫婦とは、夫婦がお互いを尊重することができ、コミュニケーションを絶やさない、夫婦の収入が釣り合っていたり、満足している夫婦は離婚しにくいと言えます。
これから結婚を考えている恋人同士、結婚相手を探して婚活をしている人は、夫婦となった後の結婚生活について結婚前に考えてから、相手の人間性も考慮して付き合いをしたほうがいいでしょう。